小学部と中学部では、何が変わるの?

年も明け、もうすぐ新年度ですね!

中学3年生はもうすぐ受験。ラストスパートの1ヶ月間です。

小学6年生は、卒業と中学校への進級を控えています。

NEXTでも、小学部から中学部へ変わると、授業の進め方なども大きく変わります。

今日は、小学部から中学部の違いについてご紹介します。

 

小学生の指導で考慮すべき「発達」って?

 

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編集部

もうすぐ卒業・進級シーズンですね!
NEXTでも、小学6年生のみなさんは、小学部から中学部に変わります。
具体的にどのように変わるのか、今日は小学部チーフの小原さんに伺います!
どうぞよろしくお願いします!

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小原さん

はい!よろしくお願いします!

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編集部

早速ですが、まず小学部の進め方について、改めて教えていただけますか?

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小原さん

はい。小学生のうちは、発達の影響を強く受けると言われています。
例えば、早生まれがいい例です。
日本では1日違えば学年が1つ変わりますが、学年が1つ違えば学習内容が全く違う訳です。
その結果、文章の読解力や数的な理解力に差があるのではないか?というのが通説であり、またNEXTの考えです。
そのため、無学年進級式の教材で、子どもたち1人ひとりの理解度に応じた指導をしています。

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編集部

確かに、1日違えば学年が違うというのは、改めて聞くとハッとしますね。
覚える漢字や計算の複雑さも1年違えば違いますよね。

dummy
小原さん

そうなんです。
学校は、その人が理解したかどうかよりも、進度が優先されてしまいます。
その結果、置き去りになる子どもたちもいるんです。
小学生のうちに、理解度を無視していると、そのツケが中学校に回ってきます。

小学校でのツケは、例外なく中学校に回る!

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編集部

実際に中学生の指導もされていますが、小学校の勉強での「学び残し」が影響する例にはどのようなものがあるんですか?

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小原さん

数学が特にその影響を受けますが、例えば割合の計算、速さの計算などですね。
公式や立式の仕組みが不完全なまま進級していると、中学に入ってから式が立てられなくなってしまいます。
中学に入ると、数学はほとんどが文章題で、立式からしなければならない訳です。
算数がニガテだった!という人は、中学入学後に計算問題は出来ても、それでは平均点まで及ばない訳です。

dummy
編集部

確かに、割合や速さの計算などがよく分かっていなかったり、計算のルールも曖昧のケースって見受けられますよね…。
その曖昧な状態ではダメだということですね。

dummy
小原さん

はい。厳しい言い方をすると、「小学校のテストは100点取れて当たり前」というレベルです。
仮にちょっとミスがあったとしても、中学校進級を見据えて、小学校の内容を「ちゃんと理解している」というレベルを求めるとすれば、90点台は毎回取れる力がほしい訳です。

dummy
編集部

中学校でついていくためには、それくらい確実な理解が必要だということですね。

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小原さん

そうです。そのため、小学部では一人ひとり個別に、机間巡視して指導することを大切にしていますし、学習内容を次に進める際にはテストをして、満点取れるまでやり直させるようにしています。

小学部は個別指導、中学部は集団指導の理由は?

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編集部

一方、中学生では集団指導になりますよね。
これはなぜですか?

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小原さん

発達による差がある程度収斂(しゅうれん)され、その影響度が小学部に比べて低くなるためです。
以前にも他の記事でご紹介してきましたが、NEXTでは集団で学ぶこと、学習の社会性に注目して指導の効果を高めることを大切にしています。
そのため、ベースにしたいのはやはり集団指導での指導です。
小学生でも、集団で指導する方法はありますが、これまでの指導の経験上、小学校での理解度の差があまりにもありすぎる。そこで、まだ年齢が低い小学校のうちは発達のレベルや理解度をより尊重したいということでこのようなコース設計をしています。

dummy
編集部

では、小学生・中学生、それぞれの年齢や発達に合わせた授業の進め方ということですね!

dummy
小原さん

その通りです。
中学部では、これまでの無学年進級式の指導から、集団指導に変わります。
そして、個別の理解度の差には、「個別指導日」で対応していくことになります。
それぞれ、学年に応じた指導で、生徒たち1人ひとり精一杯伸びていく場にできるよう取り組んでいます。

中学校の塾はいつからが正解?

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編集部

中学に進んで、部活動などが始まると、忙しくなりますよね。
それでも、塾は中1から続けたほうがいいのですか?

dummy
小原さん

部活がはじまると、塾に通うという選択肢は更に選べなくなるでしょう。
なにも、勉強は学習塾でなければできないものではありません。
ところが部活が始まって忙しくなると、家でこれまでと同じように継続できるお子さんはわずかでしょう。
その部活が始まるタイミングから、成績の差・学力の差がどんどん開いていってしまうのです。
一昔前は、塾は中2・中3からというイメージだったと思いますが、いまでは中1から通塾する方が多いのではないでしょうか?

dummy
編集部

実際に、春期講習に参加いただいて、その後期間が空いて入会していただいたときに、ニガテができあがっているというケースはよく見られるようですね。
やはり早めから勉強することが大切ですね。

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小原さん

NEXTでは、早くから入会いただいても負担にならないように…という考えから、年間の費用を他社と比較してもお手頃な料金で提供できるように努めています。
もし経済的に可能でしたら、早めに勉強する習慣をつけたほうがよいと思います。
詳しくは、2月に各キャンパスで実施する「進級説明会」でお話させていただきますので、小6の保護者の方はぜひご参加いただきたいです。

dummy
編集部

そうですね。みなさんと勉強できるのがいまから楽しみですね!
今日はありがとうございました!

dummy
小原さん

こちらこそ、ありがとうございました!
小学6年生のみなさん、中学で最高のスタートダッシュができるよう、がんばりましょうね!
みなさんと中学部の勉強ができる日を楽しみにしています!

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