新大学制度「専門職大学」を知っていますか？

「専門職大学」とは、短期大学以来55年ぶりに誕生した新しい大学の区分です。
これまでは高校を卒業した後は、就職、大学、短期大学、専門学校を選ぶのが一般的でしたよね。
この中に新しく「専門職大学」という選択肢が加わったことになります。

さすが、鋭いですねー！そのとおりで、業界の中でリーダーとなりうる実践的な職業教育を行う機関として設けられます。
そのため、産業界と連携し仕事に直結するような実践的なカリキュラムと幅広い教養を併せて身につけられるのが特徴です。
変化の速い時代に、柔軟に対応する大学制度として期待されています。

専門職大学はあくまでも、大学です。
そのため、4年制が基本となります。また、2年制の専門職短期大学というものも認められています。
先程もお伝えしたように、あくまでも大学の1つですから、学位も専門士ではなく、学士（専門職）となります。
専門職大学では教員の4割ほどが実務家で占められており、専門分野の中でリーダーシップをとることのできる創造的な人材の育成を目指します。

専門学校は専門職の養成機関ですから、職業そのものを選ぶことになります。
一方の専門職大学は、業界を選び、その専門性を磨きながら業界内のいろいろな職種への進路が拓けます。
進みたい業種は決まっているけれど、職業までは絞れないという場合や、大卒という学位がほしい場合に専門職大学が選択肢になるでしょう。

入試制度は大学と同様です。まだ数は少ないのですが、来年以降に開学予定の学校がいくつもあり、今後注目の大学といえるでしょう。

そうですね。時代の要請もあって55年ぶりに新設された大学ですから、今後どのように発展していくのか楽しみです。

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