成績を上げるより大切なこと

今回は、子育てや教育について考える「NEXT流」という企画です!
保護者の皆さまは、日々お仕事や家事に忙しい中、子どもたちとの日々の関わりに奮闘されていることと思います。
今回は、「成績を上げる」という目的を達成するために、少し回り道をして「どんなことができるか」を考えたいと思います。

まずは生活習慣が第一

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編集部

今日は、「成績を上げるより大切なこと」というテーマです。
私たちは日々どうやって成績をあげるか考えて、様々な取り組みをしていますが、あえてこのテーマなのはどうしてでしょうか?

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竹林さん

成績を上げるために必要なことって、やっぱり勉強しかないんです。
でも、勉強すること自体がハードルになっている場合もあるというのを強く感じるんですね。

例えば、夜遅くまでスマホやゲームをしていたりして、生活リズムが崩れている人。
結局は、朝起きて、学校に行くことまではできても、授業に集中できているかは別ですよね。
それって、勉強の場にはいるけど、勉強できているとはいえないのではないでしょうか。

子どもたちは成長して、自立に向かうに連れて、自我もはっきりして意見も強くなってきます。
そんな中、私たち親が知らない姿があるということも認識すべきです。

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編集部

なるほど、勉強に向かうまでにもハードルがある、と。

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竹林さん

そうです。
もちろん、本人にどんどん任せていくことも発達の上では必要なことです。
しかしながら、子どもたちだけでは考えが及ばない範囲があることも事実です。
そうしたことを必要に応じてサポートしてあげるのが、私達大人の役割だと思います。

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編集部

具体的に、勉強の前段階で気をつけたいことはどんなことでしょうか?

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竹林さん

まずは、遅刻や欠席をしないことです。
学校も、塾も、遅刻や欠席はできる限りしないようにしましょう。
遅刻や欠席をすれば、それだけ授業から遅れます。
これが常態化すると、将来の進学や就職にまで影響してしまいますから、軽い気持ちで許さず、しっかり向き合ってほしいです。

学校のテストを優先されてお休みする場合もあるようですが、非常にもったいないことです。
テストまでに計画的に学習させることを覚えさせる機会でもありますから、この新学期が始まるタイミングで見直してみてください。

dummy
編集部

やはり生活習慣に関する部分は最優先ですね。
新学期のタイミングで見直したいですね。
他にはなにかありますか?

dummy
竹林さん

あとは、宿題の期日を守ることですね。
これも塾でも、学校でも同じです。社会に出れば、期限のあるものがたくさんあります。
期限を守れない、その期限までに求められる基準を満たしたものが出来上がらない…というのは、本人が将来、収入や評価の面で不利益を受けることになります。
私は、“勉強は仕事の練習”でもあると思うんですよね。
ですから、こうした基本的なことができていないとすれば、最優先で取り組ませてほしいです。

せっかくのやる気の芽を、摘んでいませんか?

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編集部

他に、親の心がけや関わりとして、どのようなことができるでしょうか?

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竹林さん

私たちはつい、子どもたちの勉強をテスト結果でばかり評価してしまいますよね。
当然のことだとは思うのですが、勉強にちゃんと取り組んでも、結果が出るまでに時間がかかったり、問題との相性が悪かった…ということもあります。
同じ点数でも、全く手が付けられなかったのと、途中まで解けたけど解答まで至らなかったのではまた違うはずです。

教育的な観点で言えば、「勉強」という行動を継続させれば、この先の結果が出る訳ですから、望ましい行動が続くように関わりたいものです。

例えば、テストの結果ではなく、テスト勉強の過程を評価してあげることで、よい学習の習慣づくりに役立ちます。
テストを結果で評価してばかりだと、望ましい行動をしていたのに点数にならなかったとき、努力が無駄に感じられて行動が次につながりません。

dummy
編集部

確かに、せっかく頑張ったのに、点数にならないと悔しいですもんね。
でも、本当は、そこから「どれだけ努力を続けるか」なんですよね。

dummy
竹林さん

おっしゃるとおりです。ちょっと勉強して点数が上がるのなら、これまでずっと一生懸命勉強している人たちが報われません。
大事なのは、望ましい学習の方法を実際に行動に移すこと。
そしてそれを継続することです。

dummy
編集部

私たち、大人が子どもたちに求めることって、「がんばるときにがんばれる人になってほしい」ということですよね。
でも、子どもたちと面と向かって関わっていく中で、どうしても叱るだけになってしまっていることもありますよね。

dummy
竹林さん

そうですね。大事なのは、子どもたちが頑張るきっかけになるエネルギーを与え続けることであって、叱ってそのやる気を奪うのは本来違うんですよね。
頑張ろうと思えるように、将来の展望が見えるようなきっかけになる本や映画、物事、経験に触れさせることもできるはずです。
他にも前向きなエネルギーいっぱいな言葉で応援することもできるはずです。
ついつい、日頃の忙しさから、子どもたちにイライラすることもあると思いますが、改めて「子どもは大人の鏡だ」という意識で関わらなければなりませんね。

dummy
編集部

子どもたちの頑張りをサポートする関わり方を、私たちもいろいろと考えていきたいですね!
今日もありがとうございました!

dummy
竹林さん

こちらこそ、ありがとうございました!

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