NEXT大解剖! ー「勉強のやり方」教えます!

少しずつ気温も上がり、いよいよ初夏が訪れようとしています。
NEXTはスタートからいよいよ3年目。おかげさまで多くのお客様に恵まれ、いつもキャンパスは子どもたちの活気であふれています。
NEXTの考えや取り組みをオープンに皆様にお知らせし、私たちの想いをご理解いただくことで、もっと「いい教育」をつくれると信じて。

今回は、NEXTの特徴的な取り組みについて、教務部長の遠田さんに聞いてみました。

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編集部

今日は、NEXT中学部の子どもたちに先日お配りした「勉強のやり方」について、お話をお伺いしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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遠田

よろしくお願いします。

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編集部

では早速、この「勉強のやり方」というプリントを作成した理由や背景を教えていただけますか?

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遠田

この「勉強のやり方」というプリントは、子どもたちの声から生まれたものです。

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編集部

子どもたちの声ですか?

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遠田

はい。成績を上げたいという気持ちはもちろんあるんだけれど、いざ勉強をしようと思ったら、どうやって勉強したらいいのか分からないという声が意外とたくさんあったんです。

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編集部

どうやって勉強したらいいのか分からない?

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遠田

そうです。
「勉強のやり方」って、誰かに教わることってないじゃないですか?
もしかしたら、成績がいい人と悪い人の差って、この「勉強のやり方」を知っているかどうかの差なんじゃないかと。

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編集部

そうですよね。誰かに教わることはない。
となると、これまで家庭や学校の中でそうしたものに触れるチャンスがあったかどうか、ということになりますか?

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遠田

そういうケースもあるでしょうね。
本人のやり方がたまたま理にかなっているケースもあるでしょう。
だから、こういうやり方はどう?と私たちから提示してみることにしました。

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編集部

それぞれ、個人で「自分に合ったやり方」があることもありますよね。

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遠田

そうですね。なので、強制するものではありません。
でも、いつも自分のやり方で結果が出ない人は、まずこの方法でやってみて!ということは伝えています。

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編集部

なるほど。
実際に、紹介した勉強の方法は、どのように決めたのでしょうか?

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遠田

NEXTでは、それぞれの教科に教科教育を統括するチーフがいます。
そのチーフを中心に、各教科の指導者で検討を重ねました。

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編集部

もう少し、具体的に教えていただけますか?

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遠田

例えば、ワークの解き方。
多くの生徒さんが、定期テストの直前になって大量のワーク課題に苦しんでいます。
このとき、直前にやっとはじめて手をつけている時点でもう負けているんです。

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編集部

確かに、出遅れ感はありますよね…

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遠田

そうです。1周目はもっと早いうちに取り組む。
そして、わからないところは、調べる。答えを見てもいいんです。
でも、2周目、3周目…と、自分で答えを出せるようになるまで繰り返すことは必須です。

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編集部

でも、なかなかそこまでできていないのが現状ですよね…

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遠田

その通りです。部活動もあり、テスト期間に入るまでは時間がないというのも実情でしょう。
ただ、理解すべきは、学校の先生は0から問題を組み立てている訳ではありません。

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編集部

というと?

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遠田

学校の先生は作問の専門家ではない。
だから、学校ワークを中心に出題しています。だから、何よりも学校ワークは大事にしてほしい。
でも、それだけでは不足もありますから、学校ワークだけでなく塾で用意している幅広い問題に触れることも大切です。

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編集部

そうですね。
年に数回のテストで高校が決まりますから、忙しい中でも頑張って取り組んでほしいですね。
では、最後に教務部長の遠田さんから、メッセージをお願いします。

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遠田

今回、子どもたちの声に応えて、「勉強のやり方」を教科別に作成し、配布しました。
でも、これは配るだけでは意味がありません。
実際に、勉強部屋に貼ってね!とお願いしていますが、このやり方を基に実践してみることが何より大切です。
「言うは易く行うは難し」と言うように、ここからが難しい。
子どもたちだけでは乗り越えられないかもしれません。
私たちトレーナーはもちろん、保護者の皆様におかれましてもご協力いただければ幸いです。

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編集部

ありがとうございました!

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遠田

ありがとうございました!

遠田 涼一(えんだ・りょういち)
株式会社アスクリエイト・COO/創業者。北海道札幌市生まれ。大学卒業後、札幌市立栄中学校に入職、同校でクラス担任、教科指導、部活動顧問などを担当し、学校業務全般に従事。2016年に退職し、弊社CEOの竹林と共同で同社を設立、COO・教務本部長を担当。

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