人物図鑑 ー教務本部長 遠田 涼一さん
少しずつ気温も上がり、いよいよ初夏が訪れようとしています。
NEXTはスタートからいよいよ3年目。おかげさまで多くのお客様に恵まれ、いつもキャンパスは子どもたちの活気であふれています。
NEXTの考えや取り組みをオープンに皆様にお知らせし、私たちの想いをご理解いただくことで、もっと「いい教育」をつくれると信じて。
今回は、NEXTで働くメンバーの想いをご紹介する人物図鑑のコーナーです。
教務本部長の遠田さんをお招きしてお届けします。
第1回の人物図鑑のゲストは教務本部長の遠田さんです。
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
教務本部長というと、どのようなお仕事をされているのですか?
NEXTの教育全般を組み立てる仕事をしています。
時間割や教育システム、定期テスト対策まで、まさにNEXTのサービスを形作る重要な仕事です。
まさにNEXTの心臓部分ですね。
遠田さんといえば、いつもエナジードリンク片手に仕事をしているイメージなんですが…
僕レベルになると、お米はエナジードリンクで炊きますからね(笑)
え!ホントですか??(笑)
それはウソですけど、エナジードリンクとツナマヨおにぎりの相性は抜群です(笑)
ぜひ一度試してみてください!
ちょっと勇気が入りますね…
せっかく盛り上がってきたエナジードリンク談義だったんですが、早速本題に入りましょう!(笑)
遠田さんは、元々学校の教員をされていたと伺っていますが、なぜ独立起業しようと思ったのですか?
かっこいいからです(笑)
いや、ウソです…本当は、学校だと関われる人数に限りがあるからですね。
人数に限りがある?
はい。私が、中学校に勤務していたとき、尊敬していた先輩教師がいました。
その圧倒的な影響力をもってしても、影響を与えられる生徒の数は30人ほど。
どんなに頑張ってもせいぜいたったの200人です。
だったら、会社をつくって、全員が高いスキルや同じ目線を持って組織的に教育できる仕組みをつくれば、もっと多くの子どもたちに影響を与えられると思ったからです。
起業してから、学校で働いていたころと、変わったことはどんなことですか?
考えなければいけないことが増えましたね…
学校の中にいると、学校の中や学校間でしか比べることはありませんでした。
しかし、こうして独立してみると、もっとたくさんの関係性の中で自分の立場や役割を考えなければならないと思いました。
「考えること」が増えた?
そうですね。中学校の教師時代と比べ、「考えて働く」ようになりました。
なにより、1円稼ぐ大変さが身にしみました。
その受け取った価値に、どれだけ還元できるか。
すごく考えますね。
創業当初は、大変だったとお聞きしています…
本当、生きるか死ぬかでしたね…(笑)
いまでは教師時代よりも、1つ1つの授業で「話に価値を持たせなければいけない」と感じるようになりました。
それまでは、直接的にお金を受け取る訳ではなかったですよね…?
学校と塾では、そうしたお金の受け取り方が違うと思いますが、何か違いは?
昔よりも、結果にこだわる必要性、「理解させなきゃ」「伸ばさなきゃ」という感覚が強いですね。
受け取るお金に応えなければといったところでしょうか。
結果がでなければ、まずい飲食店にお金を払うのと同じですから。
安くてうまい授業をつくりたいと思います。
いままで自分が築き上げてきた自慢の授業を、今後は塾のスタンダードにしていくことが目標です。
教務部長として、NEXTの教育内容を方向づける立場ですが、日常の授業や、教務品質の向上のために、大切にされていることはどんなことですか?
一番は、生徒のモチベーション管理ですね。
結局モチベーションが高ければ、その人のものになる。
モチベーションが低ければ、どんなにいい授業も腐ってしまう。
すべての先生が勉強の意味を理解し、自分の言葉で伝えられる。
魅力のある先生が関わり、その熱が子どもたちに伝わる。
そして、すべての生徒が塾に来たら一回は笑って帰る。
そんな環境をつくりたいです。
子どもたちのモチベーションは水物ですが、どうやったら高められるかを常に考えていますね。
塾とは遠田さんにとって、どんな場所ですか?
子どもたちは、学校と家庭と地域で育てていくものです。
地域の役割や影響力が落ちた現代においては、塾は3本目の柱の役割を期待されている面もあります。
だから、誰一人として見捨てるような場所ではいけない。
成績で区切ったりする塾もありますが、全員がかけがえのない子どもたちです。
誰一人として見捨てず、居場所がある。
頑張る人の背中を押し、頑張れない人には頑張り方を教える。
私たちNEXTは、そんな場所です。
最後に、生徒さんや保護者の方に伝えたいことはありますか?
絶対に勉強はした方がいい。
勉強しなくてよかったと思っている大人は1人もいないはずです。
ただなんとなく日々を過ごすのではなく、せっかくの自分の人生ですから、本気で毎日を過ごしてほしいですね。
子どもたちはまだ見えていないことがたくさん。
ぜひ、保護者の皆様にも、温かい目で子どもたちのサポートをお願いしたいです。
そうですね!
これからも、たくさんの生徒さんが、生き生きと自己実現を目指せる場を作っていきたいですね!
ありがとうございました!
ありがとうございました!
遠田 涼一(えんだ・りょういち)
株式会社アスクリエイト・COO/創業者。北海道札幌市生まれ。大学卒業後、札幌市立栄中学校に入職、同校でクラス担任、教科指導、部活動顧問などを担当し、学校業務全般に従事。2016年に退職し、弊社CEOの竹林と共同で同社を設立、COO・教務本部長を担当。
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