教えて教育ニュース 2020年!英語教育はどう変わる?
2020年は、日本の英語教育の転換点!
実は今年、2018年からもうその変化は始まっています。
今回は、NEXTの英語教科チーフを担当している竹林さんに、このニュースについて説明していただきます。
英語教育が変わる理由は?

今日は英語教育についてですね。
竹林さん、よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

さて、早速ニュースの内容に入っていきたいと思うのですが、2020年に英語教育が変わるというのは一体どういうことなのでしょうか?

はい。これは、学習指導要領というものと深く関係しているんです。

学習指導要領ですか?

はい。学習指導要領とは、学校教育の基準や方向性をまとめたもので、学校教員の指針となるものです。教科書も、ワークも、すべてこの指導要領に沿うように作られています。

そうだったんですか!?

学習指導要領は、10年に一度改訂される国の教育方針です。
だから、その間の社会の情勢の変化を踏まえて、改訂の内容が検討されます。
今回は、グローバル化への対応ということで、英語教育に大きくメスが入れられることになりました。
具体的にはどう変わる?

具体的にはどのような変化なのでしょうか?

まず、小学校での英語の「教科化」ですね。
英語はそれまで、外国語活動という位置づけでしたが、「教科」に格上げされ、評定がつくようになりました。
いわゆる成績がつく、科目なんです。

でも、改訂は2020年なんですよね?
なぜいまニュースになっているんですか?

急に改訂すると、改定時期の子どもたちに学びこぼしが生じたり、学習内容の重複が出るかもしれませんよね。
だから、移行期間が設定され、段階的に移行していくんです。
2018年は小学校の移行期間に入りますから、小学校から英語が大きく変わっていくわけです。

2020年という数字に騙されてしまいますね…

そうですね。
いまの小学生の子どもたちは、中学校に進級するまでに、600〜700語の語彙(ごい/簡単に言えば単語数)を習得することが望ましいとされています。
さらに中学校進級後は、1600〜1800語の語彙を習得することが望ましいとされ、現行の高校受験までに必要な語彙数1200語から大きく増加します。

それって、すごい数ですよね…
いまよりも1.5倍の単語数を扱うんですか…

そうなんです。
結局、語彙を知らなければ、文法を知っていても、会話表現を学んでも使えない。
語彙数は英語力の基礎です。
そもそも、英語はなぜ学ぶの?

そこまでしてでも、英語力を伸ばす必要はどこにあるのでしょうか?

いま日本は少子高齢化を迎え、市場はどんどん小さくなっていくと言われています。
人手不足も深刻化し、外国人労働者を受け入れたり、海外に仕事を求めて日本企業がより積極的に展開することも考えられます。
さらには、政府は観光立国を推めていますから、英語の重要性はさらに高まっていく。

いま現状では、仕事で英語を使っている人はそんなに多くないので、そういった背景はあまり考えませんでした…

そうですよね。
こうした背景の中、日本は韓国と比較しても、TOEICという英語資格試験のスコアで990点満点中約100点も平均点を離されていたんです。
だから、国としても、もっと英語を結果がでなければ、となったんですね。
さらに、これからは“英語の授業は英語で教える”ことを求めています。
ということは、英語の授業を理解するためにも、英語が必要ということで…

なんだかわけがわからなくなりそうです…
新しい英語に欠けている「文法」の視点

自由に話してみようとか、文をつくってみようとか、そういう活動を増やしているんですが…
そうした活動の根底には、先程ご紹介したような語彙数や文法は切り離せないんです。

文法の指導って、なんだかもう古いイメージがありますが…。

英語の習得(FSIスケールにおける3+レベル)のためには、約2,700時間の学習が必要と言われていますが、学校教育で確保できるのは1210時間。
この時間で英語を習得するのは無理です。
最近、文法への嫌悪感を示す人もいますが、そもそも言語をよりスムーズに習得できるよう、体系化したのが文法です。
文法は、自然に習得するよりもずっと速く、言語の理解を深めてくれる「裏技集」なんです。
いますぐでなくても、自分から英語の必要性に駆られて勉強するとき、中学英語や高校英語までの下地があるからスムーズなんです。
この短い時間で効果的に英語にかかわらせるためには、やはり文法も大事だと思います。

なるほど。活動的な英語をつくるためにも、文法や語彙が基礎になるということですね。

そうです。学校はコミュニカティブ・アプローチと呼ばれるコミュニケーションから学ばせるという方法にシフトしつつあります。
しかし、コミュニケーションだけでは、後に自分の机で復習できないんです。
小学生の保護者の方は、ぜひ一度お子様の教科書を見てみてください。
英語ができないから、さぁ勉強しようと思っても、復習できない教科書なんです。

(教科書を見て)確かに、これでは、どういう授業だったのかも想像できないです…。

これから、英語力はますます必要になっていくと思います。
大学入試でも、英語力を測る資格試験の活用も検討が進んでいますし、これまでの読む・聞く中心の英語から、書く・話すという技能についても要求度は高まっていきます。

では、いったい子どもたちに何をしてあげられるのでしょうか?
NEXTでは、どういった取り組みをしているんですか?

NEXTでは、5月から小学部で英語コースを開設しました。
すでにご利用いただいている方からも大変好評です。
タッチペンでネイティブの英語を聞くこともできますし、それを真似て発音するパートもある。
コミュニケーション中心の学校英語とは反対に、単語のスペリングや文の構造にも段階的に学びを深められるため、中学校で生きる英語力の基礎を身に着けてあげられます。
また、中学英語でも、スマホを活用して英単語の勉強ができるアプリを導入し、単語学習が効率的にできるようサポートしたり、英語の問題演習時間を増やすなど、取り組みを充実させています。

小学部の英語は、みんなとても楽しそうですもんね。
家でやってきた!とうれしそうに話し、1ヶ月でワークをすでに2冊も終わらせたメンバーもいましたよね。

大変ありがたいことです。
一般に語学の習得がうまくいく人は、本人の趣味や興味があるから学ぶという順番らしいのです。
韓国ドラマや韓国のアイドルの流行に合わせて、韓国語を学ぶ…みたいな。
ところが、英語はそのような順番で学べていない。
こうして楽しく学んでくれている子どもたちに囲まれていることは、大変幸せなことです。

今日は大変勉強になりました!
これからも、子どもたちの将来に貢献できる学びの場をつくっていきたいですね。
ありがとうございました。

ありがとうございました!
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