第3回 公教育と私教育−NEXT創業日記

今回は、NEXTを創業した理由や背景に迫るNEXT創業日記。
前回は、NEXTの原点ともいえる大学時代のお話を伺いましたが、今回は大学卒業後について創業メンバーのお二人にインタビューをしてみたいと思います。

 

私が私学(私教育)に進んだ理由

dummy
編集部

それでは、まず竹林さんにお伺いしたいと思います。
大学の卒業後はどちらに進まれたのでしょうか?

dummy
竹林さん

はい。私は、大手の学校法人「三幸学園」に就職しました。

dummy
編集部

普通、教育を目指していれば、公立学校の先生というイメージがあるのですが、なぜ私学に進んだのですか?

dummy
竹林さん

そもそも教員採用試験を受けるつもりでいたのですが、約1ヶ月の教育実習を終え、公立学校で働くということにあまり魅力を感じなくなってしまったというのが理由です。

dummy
編集部

それは、どういうことですか?

dummy
竹林さん

もちろん工夫して授業をつくったときに、こんな授業もあるんだ!と楽しそうに話してくれたことはとてもうれしかったです。
でも、学校の先生が誰も皆一生懸命とは限りません。
部活動の指導で遅くまで指導する先生もいれば、定時に退勤する人もいる。
当時から、教員のブラックな働き方は実習生にも知られていましたから…
その教員間の温度差がなく、みんなが同じく仕事をすればもっと現場は良くなるのに…と感じましたね。

dummy
編集部

そして、どうして「三幸学園」に就職されたんですか?

dummy
竹林さん

それは、どの職員も全力だったからですね。
教科指導も、人材育成も、生徒募集もどれも全力。
教職員の目つきが学校の先生とはまるで違いました。
ここなら成長できる!と確信しましたね。
あとは、会社で働いたこともない人が、会社で働くことを想定して子どもたちを育てることにも、違和感があったんです。
ビジネスのこともよく理解した上で教育に携わりたいと思っていたのですが、
そんな中出会った「三幸学園」は、私が当時就活で調べたとき、唯一学校法人でありながら売上などの経営面の数値を就活サイトに公表していたんです。

dummy
編集部

一般に、教育ってお金とは相反するイメージがありますよね。

dummy
竹林さん

そうですよね。
でも、「三幸学園」は、どうやって利益を出しながら社会貢献していくかを主眼においた経営をしていました。
いまでいう「ソーシャルビジネス」という言葉が市民権を得る前に、もうそうしたことに取り組んできた法人でした。
保育士不足の中、保育士養成校を積極的に展開したり、待機児童が多い地区に積極的に保育園を開設したり、潜在保育士の就労支援にも取り組んできました。
そんな法人なら、教育という分野に身を置きながら、社会と密接な接点を持てると感じたんです。

dummy
編集部

実際に、どのようなお仕事をされていたんですか?

dummy
竹林さん

就職活動で必要となる一般常識などの教科指導やパソコンスキルの訓練などの授業を持っていました。
その他には、広報チーフとして学生募集をメインで担当しながら、担任・OJT指導者という他の先生方の指導や育成を行う仕事もしていました。

 

あえて別々に進んだ進路

dummy
編集部

もともと、遠田さんと同じく教員になって、教育を変えてやろう!みたいな話をされていたと聞いたんですが…
話を伺うと、かなりお二人の進路は違いますよね…

dummy
竹林さん

そうですね。遠田さんには、
遠田さんは公教育を見てきて。俺は私教育を見てくるから。」と話していました。
二人バラバラの進路だからこそ、いまは組織として「教育」をいろんな側面から見ることができていると思います。

dummy
編集部

そして一方の遠田さん!
遠田さんは、公立中学校で実際に教鞭をとられていましたよね。
何やらものすごい生徒からの人気だったとか…

dummy
遠田さん

おかげさまで…(笑)

dummy
編集部

当時定期テストで圧倒的な点数差を作ったそうですね。

dummy
遠田さん

はい。教員になるにあたり、もともと起業するつもりでしたから、どうすれば定着する授業になるか、考えて取り組んできました。
その結果大きな点差がついたんです。
理論に根ざした指導は効果があると実感した瞬間でした。

dummy
編集部

せっかく公務員だったのに!
退職するときもったいないと思いませんでしたか?

dummy
遠田さん

そうですね…私も竹林も大幅な収入減でしたから…
収入面で言えば、続けていたほうが良かったかもしれませんね(笑)
まだこれから先はわかりませんが(笑)
でも、それ以上に自分たちで会社を起こして、社会にインパクトを与えていく仕事は、いままでにはなかった刺激や学びを与えてくれます。
いまはまだ小さな会社ですが、社会により貢献できる会社にできるように力を注いでいきたいと思います。

dummy
編集部

お二人がそこまでしてもやりたいことだったんですね。

dummy
遠田さん

自分ひとりが教壇に立っていて影響を与えられる数はせいぜい数十。
こうして仕組みをつくり、将来が学校もつくってみたいと思っています。
そのために、いま学習塾という業態で私達の教えるスキルも磨きながら、子どもたちにもいい影響を与えられるように、取り組んでいます。

dummy
竹林さん

教育を変えたいとか、もっと良くしたいと思っている人は世の中にたくさんいます。
でも、“言うは易し行うは難し”です。
せっかく教育に関わる以上、いまの仕組みではうまくいかないよね…となるのではなく、いまの仕組みの中でもこんなことができる!とアグレッシブに関わっていきたいと思っています。

dummy
編集部

そうしてNEXTが出来上がっていったんですね…
では、準備もお二人とも仕事をしながらされていたのですか?

dummy
遠田さん

その通りです。
休みの日に集まって、月に1度打ち合わせをしながら、準備を進めてきました。
大学時代からなので、構想に6〜7年費やしています。
その間、いろいろな理論や実践に触れながら、自分たちの技術も磨いてきました。

dummy
竹林さん

その通りです。
将来独立すると決めていますから、日々必死でしたよね。
少しでも腕の立つ人間にならなければという感じでした。
せっかくのボーナスも設立資金に回していましたし(笑)

dummy
編集部

創業前も、この会社のために過ごしてきたんですね。

dummy
遠田さん

はい。うまくいかずに、お客様にもご迷惑をおかけしてしまうこともありますが…
少しでもいい学習塾を作っていけるよう、取り組んできました。

dummy
編集部

さて、まだまだお話を伺いたいところですが、そろそろお時間のようです。
またお話をお聞かせくださいね!
本日はありがとうございました!

dummy
竹林さん

ありがとうございました!

dummy
遠田さん

ありがとうございました!

札幌市北区・東区で学習塾・家庭教師をお探しの方は、当社公式WEBも併せてご覧ください!→http://www.asuxcreate.co.jp
弊社資料請求はこちらから→http://www.asuxcreate.co.jp/next/request.html

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です