のぞき見！経営会議ー他社よりも、もっといい教育サービスへ

はい。
やはり、せっかく当社を選んでいただいくのですから、他よりもいい商品づくりが絶対不可欠だと思います。
私達も、他よりいい！と自信を持って言えるようにするためにも、他社がどのように取り組んでいるのか、定期的に調査し、弊社のサービスの改善にも役立てています。

調査している項目はさまざまです。
合格実績、ブランド毎の指導法、システム、料金などですね。

トレンドをつかんだり、魅力的な取り組みを発見することができます。
また、当社の強みが他を見ることで明確になるということもありますね。

ありますね。
例えば、いまは個別指導が流行しています。
部活動や個人の予定に合わせられるというのが人気につながっているようです。

それは個別指導がどのような層が利用しているのかを見るとはっきりしてきます。
個別指導の塾では、合格実績をあまり掲げません。
それは、上位校に入る生徒の数が少ないからです。
ここから比較的学力が低い層が個別を選ぶケースが多いということが想像できますよね。

個別指導は、きめ細やかに理解度に応じて指導できるという強みがありますよね。
ところが、本人の実力に合わせるあまり、よりレベルの高い内容にチャレンジすることがあまりない。
言い換えれば背伸びして勉強する機会が少ないんです。
成績を上げるためには、この「背伸び」が重要なんです。

誤解のないように…個別指導でも成果を上げられるお子さんはいます。
ですが、その個別指導塾がどんな指導をしているのかは注意が必要だと思います。
個別指導と聞くと、丁寧に指導してくれるイメージがありますよね。
でも実情として、個別指導にも自立型とよばれる講師一人が数十人を相手する方法もあれば、1対1指導もある。
一般的には1対4くらいが主流ですが、そうすると一人が指導を受ける時間もわずかですから、よく吟味する必要があると思います。

あとは、最近はやはり映像授業を行う塾も増えてきましたね。
映像授業は腕の立つ先生が授業をしているので、内容はいいのですが、“眼の前に講師がいない”ので、学習者の自立度が試されます。
中学生、特に下位層はなかなか難しいように感じますが…料金は非常に魅力的ですよね。
一方、以前ご紹介したようなコーチングに力を入れる塾も出てきました。
やっぱり勉強する本人がどれだけやる気になるかが重要ですから、やる気を高めるための取り組みは必要ですね。
私達の塾でも、コーチングに関する研修を行ったり、コーチングの要素を授業に取り入れたりと工夫しています。
やはり他の塾のやりかたを見て、よいものは学び、価格面でもより多くのご家庭の方がご納得いただける内容を目指しています。

全くそのとおりですね。
他のサービスに負けない、最高の選択肢になれるよう、今後も改善の取り組みを続けていきたいと思います。

こちらこそ、ありがとうございました。