中3・4月スタディーサポート

この時期、国語では漢文の内容を扱う中学校が多いようです。
漢文では、返り点（レ点、一二点）の使い方をしっかり覚えましょう。
これができなければ、書き下し文も作ることができませんから、何度も練習して読む順番を間違えないようにしましょう。
そして、漢字の分野では、熟語の学習が入ってきます。音読みと訓読みの漢字で構成される重箱読み、訓読みと音読みの漢字で構成される湯桶読み、この２つの区別は重要です。区別だけでなく、熟語を書けるようにすることも大切です。
入試でも漢字は必ず出題されます。貴重な得点源ですから、日頃からの学習を大切にしたいですね！

数学は、この時期「代数」と呼ばれる計算中心の単元が続きます。
文字と数字が組み合わさった式をひたすら解いていく計算の単元です。
中３は特に展開の公式、因数分解の公式などたくさんの公式が登場します。
公式だけ覚えようとすると負担感がありますから、計算問題を通じて体で覚えたい単元です。NEXTでも徹底して演習量の確保を意識しています。
この分野が“わからない”ということは“練習量が足りない”ということです。
考えなくても手が動くという状態にできるまで、徹底して練習してほしいです。

この単元は、中１・中２の同時期に学習した式の計算の単元とリンクしています。
そこでの計算ルールが定着していないとやはり難しいですよね。
お配りしているPracticeという教材をご活用いただき、復習をしてみてください！

この時期、第一次世界大戦の内容を学びますが、身近なテーマになりわかった気になりがちです。
この単元は、様々な国の背景や思惑が交差し、全体像を押さえることができないと内容を混同することが多いため、注意が必要ですね。
社会主義の登場により、米露が対立し、シベリア出兵につながり、その兵糧としての需要から米価が上がり、米騒動に発展していきます。
国内の動きも世界の動きの影響を受けている訳です。
歴史を大観して個々を押さえることが大切です。

４月は、生物分野の生殖や遺伝に関する単元を学習しています。
生殖の単元では、受精と受粉の違いを混同しやすいため、この２つの区別ができるようにすることが必須です。
また、生殖細胞は他の細胞と違った特徴がありますから、ここも区別して覚えたいですね。生物分野は中１の単元も関係してきますから、いっしょに中１の単元の復習をすることをオススメします！
また、遺伝はエンドウ豆を使った遺伝のモデル問題が頻出ですから、できるようになるまで繰り返しご家庭でも取り組んでいただきたいです。

４月は受動態と現在完了を扱います。
受動態は中２の復習ですが、現在完了は日本語にない時制ということで苦戦する人が多い単元です。
NEXTでは、用法・意味に合わせて共起する語句（セットで使われる語句と教えています）を教えています。
この共起する語句を覚えるひと手間を惜しまなければ簡単です！
一方で、１０個ほどのこの語句を覚えなければ、用法・意味の見分けが難しく、なかなかできるようになりません。
NEXTではこの共起する語句を覚えられるよう、繰り返し学習していますが、ご家庭でも覚えているかの確認をしていただきたいです。
また、ここから過去分詞を使った文法が続きます。
まだ過去分詞を覚えていない生徒さんは、急いで覚えてしまいましょう！

４月に限った話ではありませんが、４月の単元は特に！どの教科でも「やればできる」分野です。
大変でも、ぐっと歯を食いしばり、できるようになるまで粘ってほしいですね。
４月の分野は、数英においては１年の土台になる単元ですから、特に力を入れて取り組んでみてください！

こちらこそ、ありがとうございました！