10月からの値上げについて

まずは、日頃からNEXTをご利用いただいているお客様に、年度途中にも関わらず値上げを含むプラン変更のご依頼となりましたこと、大変申し訳なく思っております。
ご家庭に新たな負担を強いる形となり、申し訳ございません。

お客様にご案内した文書でもお伝えしましたが、いま私達の業界を取り巻くコスト構造は非常に厳しいものになっているのです。

今年のはじめから、製紙会社大手が紙の20％程度の値上げを発表しました。
それがそのまま、私達が使う教材の価格や、コピー用紙の費用に転嫁されるようになり、コストが大幅に上がりました。
特に私達の業界は紙を多く印刷しますから…。

また、報道等でもご存知の通り、配送コストの上昇も止まりません。
中には教材よりも配送料の方が高いなんてケースもあります。

人手不足等の影響で、人件費が高くなっていることも、様々なコストに影響しています。
これまで、経営努力でしのいで来ましたが、これ以上はなんともし難く、お客様にご協力をお願いしたところです。

私も消費者ですから、値上げは嫌ですし、なんとかして避けたいところでした。
年度はじめに値上げの必要性を訴える声もあったのですが、そこはできるだけ粘ってみようということで値上げを見送りました。
ところが、10月からの消費税増税等の影響で、さらにコスト増となるものがあり、値上げをお願いする運びとなりました。
子育ての負担軽減を謳う私達にとっても、大変心苦しいのですが、ご理解いただけますと幸いです。

時間が短縮になったことについても、実質的な値上げにつながりますから、大変申し訳なく思っております。
授業時間の短縮は、生徒さんの負担感軽減、家庭学習の定着に向けた環境整備、中学部で新たに導入する生徒面談のために不可欠だという判断です。

NEXT中学部の授業はこれまで21：50まででした。
それは、1つの教科の授業の中に5分の休憩を入れることで、より集中して授業に取り組めるような時間割を作っていたからです。
今回の変更では、21：30に帰宅できる時間割に変更となりました。

NEXTは帰りが遅いので、学校の宿題をやる時間がないとか、家庭学習をする時間がない…という声もいただいていました。
そこで、部活動に入ったばかりの中1生や、部活が忙しい中2生、受験を控え自分でも学習を進めたい中3生、いずれのニーズも満たせるように、授業時間を調整させていただきました。

中学部では帰りが20分早くなりますが、授業の時間は1つにつき5分しか変わりません。
また集中力を高めるため、リフレッシュタイムという休憩の仕組みに変更し、塾の滞在時間を短縮しました。

小学部では15分の短縮となりましたが、小学生対象の指導は60分間が主流になりつつあり、90分という指導時間は子どもたちにとっても負担感がありました。
NEXTではモジュール学習という仕組みを取り入れ、集中力が続くような授業設計をしていますが、休憩時間等を圧縮して滞在時間を短縮することとしました。

保護者の方と面談の機会をいただいたとき、子どもに直接話して欲しい！というご要望が多くありました。
NEXTでは、トレーナーから積極的にコミュニケーションを取っていますが、確かに生活・学習習慣やもう少し踏み込んだ話をする機会はそう多くありませんでした。
確かに勉強を教えてあげることは大事ですが、それ以上にNEXTに通う子どもたちに必要なのは、勉強へのやる気を引き出すことや勉強のやり方を教えてあげることだと思っています。
一人ひとりの生徒さんとの面談の機会を設けるためにも、これまでの遅い授業終了時間では難しかったのです。

早速、夏休み明けすぐから面談の準備がはじまり、面談をスタートしました。
現場のトレーナーからは、早速前向きな評価が多数寄せられ、生徒さんの様子が変わったという声も耳にします。
まだまだこれからですが、継続的に実施し、生徒さんの勉強のサポートをする機会にしたいと思います。

はい。面談には、これまでかなり時間をかけて準備をしてきましたから、非常に期待しています。
今回、プランの見直しによって、ご家庭には新たなご負担をお願いすることとなり、大変申し訳ございません。
この機会に私達も、“お値段以上”の価値を提供できるよう、年度はじめからComiruの導入や指導報告書の配信、スタディーサポート、生徒面談など、様々なサービスの拡充を行ってきました。
地域で一番の塾をつくる！という強い決意で、日々取り組んでおります。
保護者の皆様や生徒のみなさんから、「やっぱりNEXTはいい塾だ！」と言っていただけるように、これからも精進してまいりますので、今後とも変わらぬご支援をいただけますと幸いです。

こちらこそ、ありがとうございました！