新型コロナウイルス感染症への当社の考え方

今回は、NEXTの考え方をご紹介する、「のぞき見!経営会議」のコーナーです。
新型コロナウイルス感染症への当社の取り組みや、その考え方についてご紹介します。

休業要請とそれに対するNEXTの考え方

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編集部

新型コロナの影響、非常に大きいですよね…。
1月に中国で新型肺炎が流行しているというニュースがありましたが、気がつけばあっという間に世界中を巻き込んだ大騒動になってしまいました。
NEXTでも、これまで様々な対応を取ってきましたが、改めて考え方や取り組みについて、お話いただきたいと思います。

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竹林さん

まず、会員の皆さまにおかれましては、本来の対面授業からオンライン授業に切り替えてのご提供となっていること、一部のコースでは休講となっていることについて、大変申し訳なく思っております。

私達の塾は、これまでずっと対面授業にこだわってきました。
人手不足から、AIや映像を主体とする“省エネ授業”が増加する業界に背を向けて、こんな時代だからこそ「人が教える」「人が育てる」ことを大切にしようと取り組んできました。
普段から、「授業はライブだ!」を合言葉に運営している私達からすれば、対面授業ができないことは大変心苦しく思っています。

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編集部

北海道では、2月28日に「緊急事態宣言」が出されましたよね。
入試直前というタイミングでしたが、NEXTでは対面授業を休講としました。
その理由や背景を改めて教えていただけますか?

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竹林さん

入試直前に授業ができなかったこと、大変申し訳なく思っています。
ただ、入試直前にできることは、メンタル面のサポートや要点の最終確認程度です。
そこから大きく点数が伸びればよいのですが、現実はそれほど甘くありません。
そんな中、いまもそうですが、市中では検査が十分に行われないという不安の声が多くありました。

当時、北海道教育委員会は、感染者に追試日を設けて対応したのですが、万が一当日までに発熱があったり、検査が受けられないとなれば、それこそ入試どころではありません。
そのため、苦渋の決断ではありましたが、対面授業は中止とし、WEB質問対応等で対応させていただきました。
その後、内部でも検討やデモを重ねWEB授業形式に切換えさせていただいたところです。

塾を開くことの方が、実はずっと簡単です。
しかし、そのリスクを私たちが負うだけならまだしも、それぞれの生徒さん一人ひとり、ご家庭1つ1つに負わせるというのは大変なことだと思っています。
その点、弊社については「子どもたち、ご家族一人ひとりの健康を最優先に」という大原則で意思決定しています。

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編集部

実際、授業を継続してほしいという声もいただきましたよね。
今回も、2回目の緊急事態宣言を受けて、授業はオンライン形式になりました。
その後、国の法律に基づく緊急事態宣言が出され、北海道では休業要請も発表されました訳ですが…。

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竹林さん

はい。そうしたお声は当然だと思います。
1回目の北海道独自の緊急事態宣言の際には、経済産業省から弊社も所属する業界団体「全国学習塾協会」に対して営業自粛要請がありました。
今回、4月20日に正式に発表されましたが、北海道知事から学習塾に対しても休業要請が発表されたところです。

とはいえ、あくまでも要請なので、従わなかったときに罰則はありません。
だからこそ、いまでも対面授業を継続している塾がありますし、私達も営業するという選択肢はあります。

そんな中で、NEXTがオンライン授業の提供を選択したのは、第一に「生徒さん・保護者の皆さま、そして従業員の健康を守る」のが理由ですが、それだけではありません。
学校も休校になり、子どもたちは朝から晩まで家にずっといる訳です。
ちゃんと勉強してくれればいいですが、保護者の方がお仕事で不在のときはどうでしょう?
私達大人でも、自分ひとりで黙々と努力するのって大変ですよね。
学校休校下で、感染のリスクを冒して、普段通り夕方に1〜2時間塾で授業をしたところで、あまりお役に立てないのではないか?と考えたところです。

教室では、常時換気し、可能な限りドアや窓を開放したり、こまめに消毒をし、検温・健康チェックをした上で運営してきましたが、どう工夫しても3密(密閉・密接・密集)に近い状態はできてしまいます。
それであれば、朝9:00から夕方の16:00くらいまで、学校と同じようなリズムで継続して学習支援を行った方が、感染リスクも避けられますし、生活や学習のリズムも守ることができ、塾を開くよりもずっとお役に立てるだろうと考えました。

対面形式ではなくなってしまいますが、その分授業の時間は普段よりも長く設けていますので、どうかご理解いただけますと幸いです。 

WEB授業の進め方

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編集部

なるほど。確かに、いま求められているのは、生活や学習のリズムを守ることかもしれません。
ちなみに、WEB授業って、どのように行っているのですか?

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竹林さん

オンライン会議システム「Zoom」を活用して授業を行っています。
最初に授業に入ったら、チャットにお名前を入力してもらい、出席を確認しています。
ちゃんと授業に参加しているかどうか気になるところかと思いますので、保護者の方にも連絡させていただいています。
その後は、講師の画面を共有しながら、画面にどんどん書き込んで授業をしています。
授業はもちろん、リアルタイムで配信し、生徒さんの反応を見ながら授業を組み立て、ライブ感ができるだけ残るように工夫しています。

実は最初は、講師がホワイトボードで授業をしている様子をリアルタイムで配信しようと準備していました。
ところが、デモの結果、講師が画面に書き込むスタイルの方がよいという結論になったんです。

チャットや反応ボタンで生徒さんから質問を集めたり、反応を確かめたり、画面越しに様子を見ながら授業ができるのが、その理由です。
ホワイトボードで授業しようとすると、生徒さんの授業中の様子も見れず、反応もすぐに確認できません。
これでは、録画の授業と一緒になってしまいますから、却下になりました。
こうした点でも、いまのWEB授業の形式は、いまできる中では、なかなかいい状態になっていると思います。

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編集部

確かに、生徒さんの手元や表情を見ることって大切ですよね。
NEXTでは、その掛け合いをいままでも大切にしてきたと思いますし…。

dummy
竹林さん

そうですね。
WEB授業の開始にあたり、接続の設定やレクチャーを各ご家庭で工夫して対応いただいたかと思います。
ご協力いただき、本当にありがとうございます。
引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

NEXTがいまできること・すべきこと

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編集部

新型コロナが長期化するのでは?という意見もありますが…
NEXTの現状や今後の見通しはどうですか?

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竹林さん

気がつけば、子どものときに見た、ナウシカのような状態です…
特に、飲食業や観光業を中心に、いまでは幅広く影響が出ていると思いますが…
当然私達の業界にも、かなりのインパクトがありました。

いまできることは、この状況が早く終息に向かうよう、いち事業者としてできることを愚直に積み上げるほかありません。
オンラインによる授業提供やWEB質問対応による三密の回避、従業員のテレワークや分散出勤など、状況が終息するまでは継続し、さらにできることを探り続けたいと思います。

dummy
編集部

まずは、私達も感染症の終息に向けて、自分たちができることをやるしかありませんね…
今日はありがとうございました。

dummy
竹林さん

引き続き、保護者の皆さま、生徒の皆さまのご理解やご協力をいただきながら、できる限りご期待に応えられるように努力していきたいと思っております。
1つ1つできることから取り組んでおりますので、ご理解いただけますと幸いです。

生徒さん、ならびに保護者の皆さま、どうぞお大事にお過ごしください。
また、みなさんと教室で会える日を楽しみにしています! 

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