もうすぐ大学入試!大学入試はこう変わる!

今回は、気になる教育ニュースを扱う「教えて!教育ニュース」という企画です!
もうすぐ大学入試…今回の入試から新しい入試制度に変わるため、それに備えた学習が必要です。
新しい大学入試制度はどのようなもので、そのための準備はどのようにすればよいのでしょうか。
今日は新しい入試制度についてご紹介します!

大学入試共通テストはこんなテストだ!

dummy
編集部

もうすぐ大学入試の時期ですね…
前回まではセンター試験というものでしたが、今回からは共通テストというものに変わりますよね!
改めて教えていただけますか?

dummy
竹林さん

大学入試共通テスト(以下、共通テスト)は、これまで行われてきた大学入試センター試験(センター試験)の後継の試験です。かつては、共通一次という名前もありました。
国公立大学は、受験生の基礎的な学力を全国一律の一次試験で測り、各大学の特色を反映した二次試験でさらに選抜するという方式を取っています。
これの範囲を拡大し、私立大学も参加できるようにしたものがセンター試験です。
センター試験は、大学での教育の前提となる知識・技能レベルのチェックの役割を果たしてきたということですね。

ところが、国は変化の激しい現代社会では、問題を発見し解決できる力が重要だと考え、これまでの知識偏重の教育から、思考力や判断力を伸ばす教育へのシフトを目指しています。
そのために、高校教育、大学教育、大学入試を3本の柱に据えて、改革することにしたのです。

dummy
編集部

その、知識に偏らず思考力や判断力を判断する新しい入試が、共通テストということですね。

dummy
竹林さん

そうです。
新しい入試では、新しい形式の選択肢が準備されることや、数学の試験時間の増加、英語におけるリスニングの配点アップ、資料の活用、知識をもとにした推測、解答の過程を問う問題、学校の授業場面を想定した問題、日常の出来事を題材とした問題、白書や六法全書・契約書などの題材も想定されています。

本来はこれに加えて、表現力を試す記述式の入試や、より実践的な英語力を試すための英語民間資格の活用が予定されていましたが、採点や受験機会の公平性の観点から、導入が2024年度に延期され、改めて検討されることとなりました。
大きな変化に見えますが、あくまでもセンター試験と同じく、大学教育に必要な知識レベルの確認という主目的は同じですから、センター試験の過去の出題を元にした学習がベースになるでしょう。

dummy
編集部

知識の質が問われる入試になりそうですね。
とはいえ、まずは高校で学習した内容をしっかり学習することが大切だということですね。

dummy
竹林さん

その通りです。やることは大きく異なりませんから、日々の積み重ねの学習を続けてほしいです。
高校での学習内容は中学と比べ物にならないほど多いです。

だから、部活を理由にして、勉強を怠るとあっという間にわからなくなってしまいますし、取り返すのは非常に大変です。
数学の解法、英語の英単語・イディオム・文法といった、積み重ねの基礎事項の反復を継続し、確実に押さえていってほしいです。

その他の科目も、日常的な学習は欠かせませんが、数学・英語の出来が安定してくれば、残りの科目は受験勉強で集中的に追い込めば伸びていきます。
数学・英語をぐっと短期間で伸ばすのは非常に手間がかかりますから、まずはそうした科目に時間をかけて取り組んでほしいです。

dummy
編集部

やはり、数学・英語ですね。
小・中学生のうちから、できることはなにかありますか?

数学・英語の積み重ねの科目は特に重要!

dummy
竹林さん

大学に進学したいと思っている人、まだ決めていない人、専門学校に行こうと思っている人、就職しようと思っている人、現段階ではさまざまでしょう。
いまはそれでも構いませんが、あとになって、ああしたい、こうしたいと思っても、中学段階の学習が不十分だと、最初から選択肢はぐっと狭まってしまいます。
内容が難しい…とか、部活が忙しい…とか、言い訳にしていると、この先はいまよりもずっと難しい内容になりますし、部活だって中学よりも忙しくなります。
言い訳せずに、目の前の課題にしっかり向き合うことをいまから大切にしてほしいです。
それは、将来仕事をする上でも必要なスキルです。

dummy
編集部

よく、竹林さんは「勉強は仕事の練習だ」と話していますよね。

dummy
竹林さん

はい。例えば、宿題ひとつとっても、それは生徒のみなさんの「仕事」です。
宿題を期日までに出さないというのは、「仕事」ができないのと一緒です。
そのままでは、社会では通用しない。
組織や個人の目標のために、コツコツ努力できる人かどうか…勉強ってそれを測る目的で使われているようにも思うんです。
頭の良さには差があるかもしれませんが、それでも一生懸命やる姿勢は大切です。
それに一生懸命やれば、すべてではないかもしれませんが結果につながります。
そうしたプロセスを学ぶのも、勉強だと思っています。

dummy
編集部

確かに、勉強ってただの学問的な意味合いだけでなく、そうした意味もありますよね。
勉強そのものの面白さも知ってほしいですし、NEXTの卒業生には将来活躍してほしいです!

dummy
竹林さん

そうですね!
誰かの役に立っているという実感を持ちながら仕事ができることはすばらしいことです。
それを感じられずに働く大人にはなってほしくないですし、できればやりたいこと、好きなことを仕事にしてほしい。
そのためにも、将来といまが見えなくても線でつながっているという実感を持たせられるような関わりを大切にしたいです。

受験生のみなさんへ応援メッセージ

dummy
編集部

NEXTでも今年受験の生徒さんがたくさんいますよね!
最後にひと言をお願いします!

dummy
竹林さん

中学の頃は漠然と勉強していた生徒さんも、彼らなりに将来を考え、なりたい自分と接点の持てる進路を選び、そこに向けて努力をするようになっていきます。
このように、勉強が無味乾燥なものから、鮮やかな色を帯びていく瞬間を見れること、そしてその役に立てることは、小学生から高校生まで一貫して指導できる私達の特権であり、一番のやりがいです。

自分のスキルや仕事ぶりが誰かの役に立つということは本当に喜ばしいことです。ぜひもっと役に立てる人材になれるよう、受験勉強を前向きにとらえて頑張ってほしいです。

dummy
編集部

ぜひ頑張ってもらいたいですね!
今日もありがとうございました!

dummy
竹林さん

こちらこそ、ありがとうございました!

札幌市北区・東区で学習塾・家庭教師をお探しの方は、当社公式WEBも併せてご覧ください!→http://www.asuxcreate.co.jp
弊社資料請求はこちらから→http://www.asuxcreate.co.jp/next/request.html

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です