1月スタディー・サポート
今回は、勉強法や学校生活の注意点、ポイントなどをお伝えし、勉強をバックアップする「スタディー・サポート」という企画です!
今回もこの時期の学習についてサポートします。
毎月、記事をアップしていきますので、家庭学習の参考にしていただければと思います!
受験生の勉強について
まずは、もうすぐ受験を控えた中学3年生について教えて下さい!
この時期はどのような学習が必要でしょうか?
2月は、過去問題や予想問題を中心にした学習を進めましょう。
それぞれの志望校によって、必要な点数は違うはず。
何もかも得点しようとするのではなく、必要な得点をしっかり取れるように意識して学習することが必要です。
自分のレベルと離れた難しい問題を解けるようにすることは、多くの場合時間の浪費で終わってしまいます。
それよりも、いま本当は正答しなければいけないのに落としてしまっている問題や、もう少しその単元の理解を深めれば点数を伸ばせるという分野に絞って学習することがよいでしょう。
この時期、ラスト○日で完成!みたいな教材に手をつける生徒さんもいますよね?
そうした教材については、どう思いますか?
教材はNEXTでお渡ししているもので十分すぎるくらいです。
まずは、お渡ししている教材をしっかりやりきってください。
ラスト○日!のように標榜する教材は、基礎的な内容が多く、入試のレベルとも乖離しています。
また、できる問題まで含んで、イチから始めると時間の無駄になってしまいます。
新しい教材に手を出すよりも、いままでの教材でできなかった部分をできるようにすることに重点を置いてください。
それでも足りないようなら、ご相談いただければプリント等で対応させていただきます。
得意教科を磨ききる!という考えの受験生の方も例年いるように思うのですが、そうした戦略はどう思いますか?
50%を70%にする勉強と、90%を100%にする勉強はかなり違います。
もともと得意な分野で、さらに高得点を目指すとなると、さらに高度な問題にチャレンジしたり、細かな知識が求められます。
しかし、細かな知識ほど、入試問題での出題傾向も読めないですし、膨大な範囲の学習が必要になりますから、やはり時間がもったいないです。
得意教科の勉強はデザート感覚で。
それ以外は実戦形式の学習から、できなかった部分だけを取り出して集中的に勉強する形式がよいでしょう。
繰り返しますが、ノートにいちからまとめていく学習は絶対にやめましょう。
中学1・2年生は学年末テストに向けて学習のラストスパート!
受験生のみなさんには、ぜひ頑張ってもらいたいですね!
では、受験のない他の学年の生徒さんはどうでしょうか?
中1・中2は、いよいよ学年末テストの時期に突入します。
これまでのテスト勉強を振り返り、今回の学習に活かしましょう。
例えば、いままでテスト3週間前からワークに手を付けられていなかった…
テスト前までに学校ワークを3周終わらせられなかった…
3周は終えたが、予想問題(iワークプラス)はできなかった…
など、それぞれの到達度ごとに様々課題があるかと思います。
ぜひ前回の学習をこのタイミングで改めて振り返り、日々の学習に活かしてほしいです。
学校ワークがやはり基本ですね。
そう思います。
加えて、学校ワークをやりきったと思ったら、ぜひiワークプラスにも取り組んでみてほしいです。
本当に理解して解けているかがわかるはずです。
できなかった箇所は、戻って集中的に学習しましょう。
あと、保護者の方にも、意識していただきたいことがあります。
それが、「手がかりのフィードバック」です。
「手がかりのフィードバック」ですか?
それって、どんなことでしょうか?
保護者のみなさまは、テストの結果を見て評価を伝えることが多いのではないでしょうか。
それを教育の分野では、「結果のフィードバック」といいます。
「結果のフィードバック」はインパクトこそ大きいですが、途中の軌道修正ができないんです。
もう終わってしまっていますから。
そして次の機会に…となるのですが、そのときにはもう行動につながる熱量がありません。
大切なのは、望ましい学習の態度や行動について、結果が出る前にタイムリーに評価して伝えてあげることです。
これが「手がかりのフィードバック」というもので、これなら途中で軌道修正も可能です。
よい行動は褒める。望ましくない行動はその時点で伝える。結果が出てからでは遅いのです。
すでにそれぞれのご家庭で、工夫されているかと思いますが、以前にもお伝えしたように結果ではなく過程で評価し、望ましい学習態度・学習習慣をつくることが長期的な成功につながるかと思います。
そうですね。受験・テストに向けてラストスパート、頑張ってもらいたいですね!
今日はありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました!
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