やる気を伸ばす、親の関わり

今回は、教育に関するニュースやノウハウの解説をお届けする「教えて!教育ニュース」のコーナーです!
今回は、やる気を伸ばす親の関わりというテーマで、子どもたちとの関わり方を点検してみたいと思います!

もうひと踏ん張りで、成果が変わる!

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編集部

GWも明けて、いよいよここから学校生活も本格化していく時期ですね!
部活や勉強も、どんどん内容が濃くなってくる時期です!

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遠田さん

ここからの時期の過ごし方は特に大切ですよ!
忙しくなってきて、ついつい生活や学習のリズムが崩れがちです。
ここでひとふんばりできるかどうかが重要ですから、子どもたちをしっかりサポートしてあげたいですね!

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編集部

今日は、「やる気を伸ばす親の関わり」というテーマですが、詳しくお聞きしてもよいでしょうか?

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遠田さん

もちろんです!
多くのご家庭で、テストの結果を見てお子様の頑張りを評価しているのではないかと思いますが、せっかくなら、子どもたちのやる気が伸びるように、また成果にもっとつながるように、関わり方を見直してみてはいかがでしょうか?

実はもうすぐ定期テスト!

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編集部

というと、どのような関わり方がよいのでしょうか?

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遠田さん

教育心理学の分野で、「強化」という考え方があります。
強化とは、ある行動がさらに増えるようにすることをいいます。
例えば、多くの保護者の方が、もう少し勉強してほしいな…とお考えでしたら、勉強するという行動が「強化」されるように関わるべきですよね?

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編集部

そうですね!それってどうやってやればよいのでしょう?

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遠田さん

それは、「結果の評価」から「過程の評価」にシフトすることです。

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編集部

「過程の評価」ですか?

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遠田さん

そうです!
「結果の評価」は、テストの点数を見て、よければ褒める、だめなら叱るというような関わりだとします。
「過程の評価」は、テストの点数ではなく、勉強を頑張ったという行動を認めてあげるという関わりです。
勉強の成果は、一朝一夕には現れません。ですから、勉強して結果につながらないことだってありますよね。それはきっと誰しもが経験したことだと思います。
そんなとき、次に結果を出すためには、また信じて勉強するしかありませんよね?
「結果の評価」 にすると、頑張って勉強してみたことに対する評価がないので、せっかくのよい行動を認める機会が失われ、よい行動を「強化」する機会を失ってしまいます。

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編集部

確かにそうですね…

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遠田さん

勉強の頑張りを評価する「過程の評価」は、勉強する行動を「強化」する機会があるので、次に向けた学習をより充実させることができるはずです。
どうしても結果がほしいので、「結果の評価」に偏りがちですが、子どもたちによい習慣をつけてもらえるよう、「過程の評価」も大切にしたいものです。

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編集部

改めて、声掛けする内容も見直したいですね!
中学生は、定期テストが近づいてきました!
ここでしっかり過程を評価し、よい習慣を強化したいですね!
今日はありがとうございました!

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遠田さん

忙しい時期ですが、なんとか頑張りましょうね!
こちらこそ、ありがとうございました!

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